従来の選挙と献金中心の日歯連盟から脱却へ

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日本歯科医師連盟次期会長立候補の趣意書(要旨)から

高木幹正(岐阜県)新会長へ抱負

 

わが国の医療・歯科医療政策は国策によって規定されていることから、政治抜きでは考えられません。

長期間一党優位の政権が続き「政権与党でなければ何もできない」との謳い文句で、政権政党を物心両面において支援し、信頼関係を築いてみました。

高齢化に伴い医療費全体は増大するも、歯科医療費は相変わらず横這い状態等、歯科界は疲弊の極限まで追い詰められ、国民に責任ある歯科医療を提供できる環境ではなくなってきました。

そんな中、一昨年民意による選挙での政権交代がおこり、新政権が誕生し、変化の兆しが見えてきたものの、依然として政局は混迷したままで先行き不透明な状態が続いています。

 二大政党制を目指すとしているがハードルは高く、暫くは多極化状態が続くものと思われます。

政権交代が常態化となる政局においては、与野党の緊張関係を引き起こすことも可能となり、そのためには更なる組織力の強化が必要となります。

従来の選挙と献金中心の連盟から脱却し、戦略的思想をもってロビー活動を推進することにより、われわれの政策実現に向け連盟機能を総合的に向上ざせなければなりません。

日本歯科医師会との密接な連携のもと、国民のニーズに対応できる歯科医療政策の実現と歯科医療経営の安定のため連盟が特に取り組む緊急課題を記します。

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