岩手県 9月までに沿岸に歯科14カ所を設置

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岩手県の復興に向けた医療分野専門家会議(会長・石川育成県医師会長)は6月23日、盛岡市内で会合を開き、県が策定した復興基本計画案を踏まえ緊急的・短期的な取り組みを議論した。東日本大震災で300を超える病院・診療所が休・廃止状態となった岩手、宮城、福島3県の沿岸部。

岩手県の医療機関の被害総額は165億3200万円に上るそうだ。県内医療施設のうち計234施設が被災した。内訳は、病院が94施設中44・7%にあたる42施設、診療所は927施設中20・7%にあたる192施設。

仮設診療所について県は、9月までに沿岸4保健医療圏に医科24カ所、歯科14カ所を設置する方針。

県が国の補助で整備する仮設診療所は現時点で、気仙医療圏に医科10カ所、歯科8カ所を予定。釜石は医科9、歯科4、宮古は医科4、歯科2、久慈は医科1の設置の予定。

また、山田病院は6月下旬〜7月上旬、高田病院は7月下旬をめどに仮設診療所の開院を目指す方針。

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