歯科医療従事者のための総合情報サイト
Dentwave.com（デントウェーブドットコム）

歯の健康条例９月提案へ　県議会自民

 北日本新聞 1月30日(水)9時6分配信

　富山県議会の最大会派、自民党は２９日、県議事堂で議員総会を開き、「歯と口腔（こうくう）の健康づくり条例」（仮称）を議員提案することを決めた。

９月定例県議会での提出、可決を目指す。

同日、初の勉強会を開き、県歯科医師会の吉田季彦会長、中道勇専務理事が講演した。

　会派として疾病予防や成人への歯科健診の推進、高齢者・要介護者への指導や医療の在り方などを検討し、条例の内容を詰める。

国は２０１１年８月に議員提案で歯科口腔保健法を制定。

富山以外の２９道府県には条例がある。

　同日、自民党県連は党本部の要請に基づき、県地域経済再生本部を立ち上げた。各種団体と意見交換し、３月中旬に富山独自の提言を取りまとめ、党本部に実施を求める。

県議１１人で構成し、本部長に五十嵐務氏、副本部長に宮本光明氏、事務長に山本徹氏が就いた。

　初会合で五十嵐氏は「７月の参院選に向け、地方の声を中央に届ける意義のある提言にしたい」とあいさつした。