日本歯科医師会の大久保満男会長は、平成20年3月5日の「女性歯科医師の会設立打合会」の開催を経て、「女性歯科医師の会ワーキンググループ(委員会〉」を設置した。
第1回委員会は、平成20年7月8日に開かれた。
ワーキンググループの使命を確認し、次いで女性歯科医師が直面する諸問題について自由討議をした。
第2回委員会は、平成20年10月22日開かれ、女性歯科医師が働く上での問題点を抽出、整理し、改善案を出し合った。
第3回委員会は、平成21年1月28日開かれ、第1回、2回委員会での論点を整理するとともに、議論が足りないと思われる事項について検討し、報告書菟のとりまとめ作業を行った。
平成18年12月31日現在の歯科医師数は9万7198人。
男:7万8254人(80.5%)
女:1万8944人(19.5%)
女性歯科医師数は増加傾向にあり、年齢が下がるほど女性の割合が増加。
29歳以下では40.6%を占めている。
平成18年度私立歯科大学・歯学部在籍生に占める女性の割合は約36%。
また、歯科医師国家試験の合格率は、過去5年(平成16年〜20年)は、女性が男性を上回っている。
女子学生の比率
国立公
私立
平成17年度
38.5%
35.6%
平成18年度
40.9%
37.1%
平成19年度
43.3%
37.6%
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