口腔治療に光殺菌の可能性 LEDやPDT

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第31回日本レーザー医学会総会「赤色及び青色LED を用いた口腔治療の有用性」 石川 烈(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所)「消化器癌に対するPDTの現状と将来展望」座長:中村 哲也(獨協医科大学医療情報センター 消化器内科) 西脇 由朗(県西部浜松医療センター 外科)     ↑最近の医学・歯学の流れ。以下引用文【ペリオウェーブ】とは?光殺菌(PDT)による最新の歯周病菌殺菌システムです。メチレンブルーを主成分としたバイオジェルで細菌を染色し、無熱の赤色光と化学反応させる事で活性酸素を発生させ細菌を死滅させます。インプラント周囲炎に対しても効果的で現在世界が注目している最先端の光殺菌技術です。

光を用いた新しい抗菌治療法として注目されている。歯科における光エネルギーの応用である。21世紀は「光」の時代とも言われている。一般的な歯周治療は、手用あるいは超音波スケーラーを用いてきた。これは機械的治療である。また、抗菌薬などの化学療法を部分的に併用している。一方、光エネルギーでは約20年前から高出力レーザーをはじめとする様々な光エネルギーが用いられている。PDT治療(光線力学的療法)とはPhotodynamic Therapyの頭文字をとってPDTと称されています。邦訳は光線力学的療法といってレーザー治療法の一つ です。一般にレーザー治療と言うと高出力のレーザーを使って病巣を焼き切るイメージがあると思いますが、PDTで使用するレーザーは出力の弱いレーザーで、病巣を焼くどころかレーザーに手をかざしてもほとんど熱さを感じません。PDTに必要なものはレーザーと光をあてると化学反応を起こす光感受性物質です。ある種の光感受性物質(ひかりかんじゅせいぶっしつ)は正常な部位よりも、癌にたくさん集まる性質があるので、レーザーをあてると正常組織にはダメージを与えず、癌だけを選択して治療することができるのです。 

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