参院選静岡 38歳鈴木唯記子さんに期待・歯科技工士

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【参院選2013 静岡】終盤戦、県内情勢(上)牧野・榛葉両氏がリード

有権者の3人に1人「投票先未定」

産経新聞 7月18日(木)7時55分配信

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査(12〜14日)に静岡支局の取材を加味した参院選静岡選挙区(改選数2)の終盤情勢は、自民現職の牧野京夫氏(54)と民主現職の榛葉賀津也氏(46)が、維新新人の望月飛竜氏(43)、みんな新人の鈴木唯記子氏(38)、共産新人の森大介氏(44)を大きく引き離す。幸福新人の中野雄太氏(39)は苦戦している。ただ3人に1人程度は投票先を決めておらず、流動的要素は残っている。17、18の両日で最終盤の情勢を展望する。

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/profile/ye22007.htm

◆訴えすぎない

「キャラが強い。演説を見ると不安になってくる。大差がついているとは思っていない」。世論調査では榛葉氏を引き離して、トップ当選も視野に入った牧野氏だが、陣営に楽観ムードはない。終盤に入り、選挙運動の手綱を締めるのに躍起になっている。

陣営は「良識勝負。」を掲げ、麻生太郎副総理や石破茂幹事長ら知名度の高い党関係者の応援を受け、各地を回っている。牧野氏自身は演説の中で、災害対策特別委員長としての防災対策を主に訴える一方で、「慎重な性格」(陣営)らしく、中部電力浜岡原子力発電所の再稼働問題や、憲法改正問題などデリケートな問題には触れていない。ねじれ状態の解消という党の目標も「『歯止めがきかなくなることになるのでは』という不安の声が自民支持者からも聞かれている」ために、訴えすぎないようにしているという。

陣営は、榛葉氏を大きく引き離してのトップ当選を目指しているが、投票先を決めきれない有権者が3人に1人程度という現状に危機感を隠さない。ただ、懸念されている投票率の低さは、組織選挙を得意とする牧野氏には有利に働くことになりそうだ。

◆「2位」で揺れる

一方、榛葉氏の陣営は「2位じゃだめ」(連合幹部)、「2位で良い」(陣営関係者)の間で揺れているものの、榛葉氏自身は200カ所の街頭演説を目標に真っ黒に日焼けしながら県内を精力的に回る。

「もうぼろぼろ。国政のごたごたで有権者の信頼を失った」。民主県連幹部は国政の逆風の強さをこう嘆く。ただ、榛葉氏自身の評判は上々だ。3連休中日の14日、静岡市葵区の繁華街で街頭演説を行った際には、大勢の有権者から拍手を受けたり、握手を求められていた。

陣営も、昨年12月の衆院選で台風の目となった"第三極"の維新やみんなの追い上げの弱さに胸をなで下ろしている。「最後までわからない」(民主県連幹部)と気を引き締めてはいるものの、自民と民主の"指定席"確保の公算は大きい。

◇選挙区立候補者 届け出順(2-6)

 森    大介   44 党県常任委員  共 新

 望月  飛竜   43 会社社長      維 新

 牧野  京夫    54 災害特委員長  自(額)現 【公】

 榛葉賀 津也   46 元外務副大臣  民 現

 中野  雄太    39 宗教法人職員  幸 新

 鈴木   唯記子 38 歯科技工士    み 新

 

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