共用試験歯学系OSCE外部評価者養成ワークショップ

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平成24年8月11-12日に岡山大学歯学部で、平成24年度第2回共用試験歯学系OSCE外部評価者養成ワークショップが開催されました。

 共用試験とは、全国国公私立全80医科大学・大学医学部等、28歯科大学・大学歯学部が参加して、臨床実習開始前の学生の能力を全国的に一定水準に確保するために行われている、大学間で共通の評価試験です。

これには、臨床実習開始前に到達しておくべき知識の総合的理解度を評価するための客観試験(Computer Based Testing, CBT)と、態度・基本的臨床技能を評価する客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination, OSCE)があります。

前者はコンピューターによって客観的に評価されるのに対して、後者は自大学の評価者(教員)に加えて他大学の教員(外部評価者)によって客観的に評価されるものです。

このワークショップは、この外部評価者を養成するためのもので、共用試験の評価システムにおいて、非常に重要な位置づけにあるものです。 

 この度のワークショップでは、医療系大学間共用試験実施評価機構から江藤一洋副理事長、19名のタスクフォース(医療系大学間共用試験実施評価機構委員)、2名の医療系大学間共用試験実施評価機構事務職員、全国の歯学部・歯科大学から56名の受講者が参加しました。

岡山大学歯学部から、窪木拓男学部長を筆頭に30名(教職員・事務職員など)が支援スタッフとして参加し、盛会のうちに終了しました。

このように重要なワークショップを開催することで、岡山大学は全国の歯学教育に貢献しています。

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