公明党 規制改革めぐり日本医師会と意見交換

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医療の維持・発展へ連携

公明新聞 2013年10月23日(水)

公明党の山口那津男代表は22日、都内で日本医師会(横倉義武会長)と医療分野の規制改革などについて意見交換した。北側一雄副代表、石井啓一政務調査会長らが出席した。

山口代表は、今国会では法案審議と並行して来年度の税制と予算案も議論していくと指摘。「医療に関わる税制は、国民医療の基盤をどう維持・発展させるかという重要な影響を持つ」として、地域医療を担う日本医師会と連携して議論を進めていきたいと述べた。

医療分野の規制改革について横倉会長は、より慎重な議論を要請するとともに、社会保障財源を確保するために来年4月から消費税率を引き上げることにも言及し、「全国各地で過不足なく医療が受けられる体制づくりを」と求めた。

このほか医師会側は、保険診療と保険外診療を同時に患者に提供する混合診療の全面解禁について、保険外の高額な全額自費部分を支払えるのは高所得者だけになり、お金がなければ限られた医療しか受けられず、将来的には公的医療保険で受けられる医療が縮小すると懸念を表明。また医学部の新設についても、「教員確保のために現場の医師を引き揚げなければならず、地域医療の崩壊を加速させる」と慎重な考えを示した。

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