保険でよい歯科医療を10.25決起集会418が参加

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 「入れ歯があぶない!保険でよい歯科医療を10.25決起集会」が10月25日、東京・青梅の国際交流館の国際会場で開かれ、北は北海道、南は九州各地区から418名(報道関係者も含む)が参加した。 集会に賛同したのは、衆参国会議員70名で、日本歯科医師会の大久保満男会長のメッセも紹介された。 オープニングではビデオ放映され、イレバデーの電話相談や入れ歯供養祭などの各地のイレバデーの取り組みや、この日午前、銀座マリオン前での街頭署名宣伝活動などの模様が紹介された。 集会は全国保険団体連合会の田辺隆理事と全日本民主医療機関連合会の小崎哲歯科副部長の司会で進められた。基調報告、来賓挨拶およびメッセージの紹介、リレートーク(患者・歯科従事者が訴える歯科医療の現状と打開の道、会場からの発言、決議案の提案・採択で2時間が過ぎ、会場は大きな盛り上がりを見せた。

<開会挨拶>

 全日本民主医療機関連合会江原雅博歯科部長

 

 「保険で良い歯科医療を」の意見書は、地方議会で採択された。また、多くの国会議員には紹介議員になってもらった。決議はされなかったが、国会でも歯科の問題が取り上げられ、その結果、前回の診療報酬改定は0.42%引き上げられた。 歯科医学の根拠がない実態が一部是正され、新規保険の項目も増えた。 これは国民の声と我々の訴え、行動の結果であるが、しかし、歯科医療の危機を突破できる状態ではない。 2010年の診療報酬改定まで、新たな署名を作った。10.8のイレバデーから11.8のイイハデーまでの1か月、保険で良い歯科医療のアピール月間として取り組みたい。 補綴外しや混合診療の拡大、海外委託の歯科技工問題などを踏まえ、署名の文章を考えた。多くの署名を集めたい。 本日は銀座マリオン前で、200名が参加して署名・宣伝活動をした。街頭では多くの励ましと、賛同をえることができた。

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