保団連 診療機関の診療報酬初診料300点、再診料100点などを要望

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 8月22日、23日、全国保険医団体連合会が開催した、病院・有床診療所セミナーで、「診療報酬の大幅引上げと介護療養病床廃止の撤回等を求める決議」を行った。  保団連は、医師・看護師・医療機器不足という医療提供体制の崩壊に歯止めをかけ、介護難民・療養難民を食い止めるためには、介護療養病床廃止の撤回だけで なく、介護報酬引上げや医療療養病床の確保・充実も重要である、としている。その上で患者・国民も医療担当者も安心できる社会保障制度の確立を求めている。  決議内容には、「2010年診療報酬改定では総枠10%以上の引上げを実施」、「外来管理加算の5分ルールの廃止」、「180日超入院患者の保険給付外し、一般病院90日超入院患者の点数減額の廃止などを掲げている」、「医科・歯科、病院・診療所とも初診料を300点、再診料100点に引き上げること」、「患者窓口負担を大幅に軽減すること。子どもと高齢者の窓口は無料にすること」、「全ての病院・有床診療所の入院基本料を、人件費を含めた必要な経費が保障できるように引き上げる」、「社会保障関連予算の削減をやめ、国庫負担を増やすこと」等がある。
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