九州大学病院新しい外来診療棟が完成
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九州大学病院(福岡市東区)の新しい外来診療棟が9月7日、報道関係者に公開された。
9月28日にに小児科と小児外科、歯科を除く28診療科の外来がオープンする。
新外来診療棟地上5階、地下1階建て。
既に稼働している外科系病棟(南棟)、内科系病棟(北棟)などと併せ、今後総工費1千億円をかけた新病院の整備が完了する予定。
九大病院の外来患者は1日平均2500人。
新しい診療棟では、待ち時間を短縮し快適性を高めるため、診療科系統ごとに9つの「ブロック受付」を設ける。それぞれが会計処理を行い、支払いまでの待ち時間を従来の平均30−40分から半減させる。
氏名ではなく番号で患者を呼ぶシステムも導入する。
外来化学療法と緩和ケアを提供するがんセンターや、出産前後の女性のための助産師外来なども新棟に移転する。再生歯科・インプラントセンターを新設。
久保千春病院長は「診療内容をより充実させたい」という。
新棟は、現在の棟より北へ300メートル。市営地下鉄の駅に近くなった。180台分の立体駐車場も新設し、アクセスの向上を図っている。
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