神奈川県保険医協会などが中心になって展開していたレセプトオンライン請求義務化撤回横浜訴訟は、2月13日、訴えを取り下げることを決めた。
このため、2月22日の口頭弁論はなくなった。
横浜地裁で係争中の原告団は、医師と歯科医師約1740人。
しかし、昨年の政権交代で厚生労働省が全面義務化を撤回したことを受け、2月13日、横浜市西区のホテルで総会を開き、訴訟の取り下げを決めた。
平尾紘一団長は「われわれの勝利で、本当にうれしく思う」と事実上の勝利宣言。
なお、大阪地裁での同様の訴訟も、既に訴えを取り下げている。
厚生労働省は2011年度からすべての医療機関と薬局にオンライン請求を原則義務化する方針だったが、日本医師会、日本歯科医師会などが強く反発していた。
厚生労働省は昨年11月、省令を改正し、高齢の医師の診療所や零細な病院など一部について義務化の免除を決めた。
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