レセプトの平均手数料を、81.70円/件に 支払基金
社会保険診療報酬支払基金
Press Release No.370
2012/12/25
平成25年度におけるレセプトの平均手数料を
1.80円引き下げ、81.70円/件に
支払基金は、保険者の委託を受けて診療報酬に係る審査支払を実施しています。
そのために必要な事務費は、保険者によって負担される手数料で賄われています。
具体的には、レセプト1件当たりの手数料について、毎年度その額を保険者団体と支払基金との間で協議し、決定することとされています。
平成25年度における審査支払業務の手数料に関しては、11月以降、当該協議が行われ、その結果を踏まえ、今般、支払基金の収支予算に係る認可の権限を有する厚生労働省の了解を得ました。
1 保険者にとっての手数料水準
○ 平成25年度は、医療事務電算システムの機器更新のための経費を確保する一方で、人件費及び物件費の両面にわたる総コストの削減に取り組むとともに、別途積立預金を全額取り崩すことにより、手数料水準を引き下げることとします。
○ 具体的には、レセプトの平均手数料を81.70円/件と設定します。
これは、
① 平成24年度予算(83.50円/件)と比較して▲1.80円(▲2.2%)
② ピーク時の平成9年度決算(107.88円/件)と比較して▲26.18円 (▲24.3%)
となります。
2 レセプトの区分ごとの手数料負担の配分
○ 医科・歯科レセプトと調剤レセプトとの手数料(基本手数料)については、業務に係るコストの差を踏まえ、両者の割合がおおむね2対1となるよう、以下のとおりとします。
① 医科・歯科レセプト 97.40円/件(▲2.00円)
② 調剤レセプト 48.70円/件(▲0.90円)あ
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