レセプトのオンライン請求にかかる規制改革会議の見解

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平成21 年4月2日 規制改革会議 政府は、「規制改革推進のための3か年計画」の再改定にあたり、レセプトのオンライン請求にかかる文言を一部修正し、本年3月31 日に閣議決定したところである。 今回の再改定について、規制改革会議としては下記のように認識している。 記 ○ レセプトオンライン請求の原則完全義務化は、医療のIT化、ひいては国民にとって「質の医療」を推進するために不可欠な今後の医療政策の根幹をなす施策である。 したがって、政府として、平成23 年度当初からの原則完全オンライン化に向けてこれを進めていくという方針に変更はない。 ○ 他方、中山間地や離島などの地域において医師不足が進展している状況、及び、オンライン請求を自ら行うことが当面困難な医療機関・薬局が存在するなどの「デジタル・ディバイド」が生じている状況を踏まえ、オンライン請求化を促進する上で、これらの現状への配慮が必要であり、今回の再改定はそのための措置である。 ○ 今後、オンライン請求化の促進に向けた措置の在り方について建設的な議論が行われるものと考えるが、前述の趣旨を逸脱し、医療の質の向上に不可欠なレセプトのオンライン請求化への取組を後退させるようなことがあってはならない。 以 上
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