メタボ検診受診し、1年間保険診療が無ければ現金1万円支給—岡山県総社市

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「医者いらず」に1万円 岡山・総社市、全国初

共同通信社  9月11日 配信

 

岡山県総社市は11日、国民健康保険に加入し、特定健診(メタボ健診)を受診して、1年間保険診療を受けなかった世帯に現金1万円を支給すると発表した。

国保中央会によると、景品をプレゼントしている自治体はあるが、保険料の一部をキャッシュバックするのは「聞いたことがない」。総社市も「全国初だろう」としている。

厚生労働省医療費適正化対策推進室は「市町村ごとの独自の取り組みなので、制度上、問題ない」としている。

総社市はこれまで、1年以上保険診療を受けていない世帯にやかんやモップを贈っていたが、メタボ健診をもっと受診してもらおうと新たに現金支給を決めた。

支給は2014年11月ごろで、対象は約140帯の見込み。総社市は人口約6万8千人で約2万5千世帯。

国保中央会によると、栃木県の日光市や佐野市がメタボ健診受診者に抽選で景品を贈っている。また、メタボ健診を受けて1年間保険診療を受けていない世帯に、岡山県矢掛町はギフトカタログ、愛知県豊川市は2千〜5千円分の医薬品引換券を渡している。

総社市の片岡聡一(かたおか・そういち)市長は記者会見で「メタボ健診の受診率が上がり、重大疾病を予防して健康な市民が増えることを期待したい」と話した。

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