ベルナマ通信(クアラルンプール:11月15日)によると、マレーシア人で歯科医にかかる人は、全人口のわずか6%。それも学童が半分だという。保健省の歯科医療担当幹部が明らかにしたもの。歯が痛くなってから歯科医にかかる傾向が強く、どうしても治療の遅れのために抜歯せざるを得ないケースが多い。マレーシアでは歯科医不足が問題になっているが、歯科医にかかろうとしない理由は歯科医が不足しているからではなく、歯科衛生の重要性に関する認識に欠けているからだという。マレーシアの歯科医1人当たりの患者数は現在7800人。保健省はこれを2020年までに、4000人に引き下げることが目標。なお、国内には11の歯科医養成機関がある。
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