デジタルデンティストリーがもたらす歯科医療の未来

第4回日本歯科CAD/CAM学会学術大会(大会長:宮﨑 隆 昭和大学歯学部歯科保存学講座歯科理工学部門教授)が4月20、21の両日、昭和大学旗の台校舎4号館で(東京都品川区)開かれた。

20日には総会・開会式が行われた。

今回のメインテーマはデジタルデンティストリーがもたらす歯科医療の未来。

 東京都歯科医師会、日本歯学系学会協議会 、人日本歯科技工士会、全国歯科技工士教育協議会が後援した。

総会・開会式についで、大会長講演 『デジタルデンティストリーを見据えた歯学教育の展望』(講師) 宮崎 隆(第4回大会長)行われた。

大会長講演 『デジタルデンティストリーを見据えた歯学教育の展望』

宮崎 隆:大会長

昭和大学歯学部では、学生が卒業時にアウトカムとして達成できる臨床能力(コンピテラシー)を制定し、学生が主体的に学習して成長そていく課程を電子ポートフォリオで蓄積している。

知識や臨床推理にすいては、Eラーニングの活用、態度や技術については、模擬患者(SP)に加えて、WEB上の仮想患者(VP)、さらにヒューマンノイドロボット患者を利用している。

そして臨床実習終了時に、総合的な臨床能力の習得を活用して、学習者中心の新しい教育の導入に鋭意取り組んでいる。

講演では昭和大学における新しい歯学教育の現状を紹介した。

将来、歯科医師として身につけるべきコミュニケーション能力、医療面接、他の医療職や地域住民との人間関係をどのように築けるのかなど、医療人としての将来展望を見据えながら、学んでいく。

自分に不足している点を確認、自己評価し、目標をノートに書き出し、達成していく。

成長の課程を確認しながら総合的な能力を身に付けていく。

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