タンパク質「HIF1α」が、閉経後の骨粗鬆症の発症に重要な働きをしている−。慶應義塾大学医学部整形外科学教室(宮本健史特任准教授、戸山芳昭教授)らの研究グループが解明したもので、同タンパク質を閉経後骨粗鬆症の治療標的とする治療剤開発への応用に期待がかかる。骨粗鬆症と関係の深い顎骨、歯槽骨の吸収や歯周病炎症などへの治療に寄与する研究としても注目が集まりそうだ。同研究は米国の科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」オンライン版に掲載された。
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