アサヒプリテック 韓国に金属リサイクル新工場

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平成21 年3 月23 日 会 社 名 アサヒプリテック株式会社(代表取締役社長 寺山 満春) 問合せ先 取締役 管理統括本部長 東浦 知哉(TEL.078-333-5601)第5次中期経営計画についてアサヒプリテック株式会社はこのたび、第5次中期経営計画(2009年4月〜2012年3月)を策定しました。 当社は2006年3月発表の第4次中期経営計画に基づき、「歯科材料分野でのマーケットシェア向上」、「宝飾分野の流通市場における取引の開拓」、「液晶画面用のインジウムおよび電子部品・自動車触媒関連の貴金属の回収量の拡大」、「環境保全事業部門におけるM&A推進とグループ連携強化」を推進してまいりました。 その結果、2008年3月期には第4次中期経営計画の当初の業績目標を越え、過去最高の売上高と営業利益を記録しました。しかし、2008年度期央に貴金属・希少金属価格が急落し、2008年度後半は当社が顧客を有する多くの産業における生産調整の影響を受け、本年1月30日発表の業績修正予想の通り、2008年度業績は大幅に悪化する見通しであります。 現下の経済情勢に鑑みれば、今後も厳しい経営環境が続くと予想しますが、それを前提としながらも、2009年度からの速やかな業績回復を期して、下記を第5次中期経営計画における取り組み方針とします。記1.持株会社体制による安定と成長 09 年4 月1 日付けで純粋持株会社「アサヒホールディングス株式会社」を設立し、その傘下で、金属リサイクル事業に従事する「アサヒプリテック株式会社」と環境保全事業に従事する「ジャパンウェイスト株式会社」の分担を明確にすることにより、顧客ニーズをより一層適確にとらえ、成長の持続と収益性の安定を図ります。2.金属リサイクル事業分野の拡大電子分野では既に表面処理関連分野などで積極的な活動を展開しておりますが、今後、更なる技術力の向上を図ることにより、回路基板をはじめとする電子部品製造の様々な工程で発生する余剰材・端材等のスクラップ回収を強化し、市場のリサイクルニーズへの対応範囲を拡大します。 2 また海外においては、韓国アサヒプリテック㈱を拡張し、エレクトロニクス事業の拡大とデンタル事業への進出のため、現地工場を建設します。3.環境保全事業分野の拡大とM&Aの継続ジャパンウェイスト㈱は、買収やアライアンスを継続して推進することによって、取り扱うことができる廃棄物品目を増やし、顧客の視点に立ったサービスの充実を図ります。4.効率的な事業運営およびヘッジ機能強化による利益の安定設備投資の重点分野への絞り込み、人材配置・活用効率の向上、全経費の見直しによるコストダウン推進等により、安定した利益を確保します。また金属価格変動に適切に対処すべくリスクをヘッジします。5.トータルな企業価値の向上株主・従業員・地域社会・取引先等すべてのステークホルダーとの均衡ある関係を重視して社会的責任を果たし、トータルな企業価値の向上を図ります。6.経営目標今次中期経営計画においては「V11 〜変革と創造を進めよう〜」をスローガンとして、「V字型」の業績回復を目指します。最終年度である2011 年度(2012 年3 月期)におけるアサヒホールディングスの経営目標は次の通りです。・連結売上高 1,000億円・連結営業利益 70億円・株主資本配当率 5%*株主資本配当率(DOE)=株主資本利益率(ROE)×配当性向 (1)貴金属・希少金属の設定価格(1グラム当たり)は次の通り。金:3,000円、銀:40円、パラジウム:650円、プラチナ:3,300円、インジウム:35円 (2)今後の新規M&Aの業績への影響を考慮していません。 (3)当社の将来にかかわる計画や目標の記載は、当社が現時点で合理的であると判断する一定の前提に基づいており、以下に例示する要因により異なる結果になることがあります。・景気変動や急激な技術革新によるリサイクル対象の貴金属・希少金属の需要構造変化・貴金属相場、為替相場の大幅な変動による貴金属・希少金属の価格変化・環境関連の法規制や地域社会における住民関係等での不測の変化
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