「2割負担にするのは難しい。1割を継続したい」

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厚労相、また発言訂正 今度は高齢者医療費で

共同通信社 10月5日 配信

 

 三井辨雄厚生労働相が5日、閣議後の記者会見で高齢者の医療費負担をめぐり、発言を訂正する場面があった。

三井氏は生活保護受給者の医療扶助について2日に訂正会見を開いたばかりで、今後の国会答弁に不安を残す格好となった。

 三井氏は5日の会見で、特例措置として現在1割に据え置かれている70〜74歳の医療費窓口負担を本来の2割に引き上げることに関し「2割負担にするのは難しい。1割を継続したい」と、いったんは先送りの意向を明言した。

 しかしその直後、秘書官から指摘を受け「財源の問題もあるので慎重に皆さんの声を聞きながら検討したい」と修正した。

 70〜74歳の窓口負担は、2006年に成立した医療制度改革関連法で08年4月から2割に引き上げることが決まった。

しかし07年の参院選で大敗した当時与党の自民党が高齢者の反発を恐れて1割に凍結し、そのまま特例措置が続いている。

 

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