▶新規会員登録

ニュース

2009/04/21

セミナー・イベント

(財)サンスター歯科保健振興財団・医療フォーラム開催

4月18日、(財)サンスター歯科保健興財団が、「”人類の病”糖尿病と歯周病」をメインテーマにした「国際フォーラム」を、国連大学ウ・タント国際会議場で開催した。第1部・基調講演「”人類の病”糖尿病と歯周病」春日雅人・国立国際医療センター研究所長、さらに第2部・プレゼンテーションとして「糖尿病と栄養」ウィリアム・シュー氏(ハーバード大学医学部)、ソフィア・チェン氏(ハーバード大学医学部)、「糖尿病患者さんの心のケア」石井均氏(天理よろず相談所)、「合併症・歯周病対策」永田俊彦氏(徳島大学大学院教授)、梶原定江氏(財・サンスター歯科保健興財団)、第3部・パネルディスカッションが、行われた。 春日所長からは、基本的な糖尿病と歯周病について、平易に解説しつつ、改めて生活習慣の重要性を指摘し、そのリスクのある人には、生活改善を促した。また、ウィリアム・シュー氏、ソフィア・チェン氏の両氏は、アメリカの先端の研究、臨床、医科、歯科、栄養との連携の状況を説明したが、「臨床効果があること、国民から評価を得ていることもあり、さらにキメ細かい研究を続け、歯科を含め、食事、栄養、薬などへの対象を広げていきたい」と展望を示した。永田氏、梶原氏は歯科の観点から、研究・臨床の報告をした。 最後のパネルディスカッショでは、歌手のペギー葉山氏が、夫の根上淳氏を、糖尿病による合併症で亡くされた経験を踏まえ、「早く、糖尿病について理解をしていれば、随分違う対応になったと痛感しました。でも、糖尿病と歯周病の関係を改めて知ったのですが、もっと多くの人に知ってほしいですね」としみじみ述べていた。また、門脇孝氏(日本糖尿病学会理事長・東大大学院教授)は「歯周病との関係を、改めて認識した次第です。医科と歯科でチェックできれば、リスクを回避できることが明らかになったので、歯科との意思疎通をさらに図りたい」とした。これを受けて、伊藤公一氏(日本歯周病学会理事長・日大歯学部教授)も、「糖尿病と歯周病とが関係あることが、近年、多くの研究論文が発表され、エビデンスが出始めてきたのも事実。医科の先生方にも理解を深めていただき、私たちも、医科との情報交換を進め、患者や国民のためにさらに努力をしていきたい」と強調した。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

新着ピックアップ


第112回歯科医師国家試験の総評と今後の展望

難易度高過ぎ!?現役歯科医師らが歯科医師国家試験に物申す

ガムを噛んで唾液を出すだけ!唾液検査用ガム

医療広告ガイドライン対策