▶新規会員登録

ニュース

2009/06/10

厚生労働省・行政・政治

規制改革会議・医薬品のネット販売等を再度議論

政府の規制改革会議(議長=草刈隆郎・日本郵船相談役)が6月5日に行なわれ、大衆薬のインターネットなどによる通信販売について、厚生労働省と6月17日に公開討論することを決めた。なお、同会議が医薬品のネット販売をテーマに同省と公開討論するのは、昨年10月7日以来2回目となる。現在問題になっている一つは、医薬品のネット販売を規制するための法的根拠の有無などが論点になった。今回は、薬局や薬店がない離島の居住者や継続使用者などに限り、ネットでの「第2類医薬品」購入を認める経過措置の範囲拡大などをめぐり議論する。今月1日から施行した改正薬事法では、医薬品はリスクの大きさに応じて、①第1類(H2ブロッカー含有薬など)、②第2類(解熱鎮痛剤、主な風邪薬など)、③第3類(主な整腸薬、消化薬など)に分類され、リスクの小さい第3類以外のネット販売は省令の改正で禁止された。一部関係者からの強い反対論が出されたりし、物議をかもしている。こうした対応の是非は、厚労省の「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」が2月から5月に掛けて議論したが、規制賛成派と反対派の主張が最後まで平行線をたどり、最終的に、離島居住者や継続使用者については2年間に限り、ネットによる医薬品の購入を認めることで決着した。同会議は規制強化に一貫して反対しており、今回の公開討論ではこれら以外で店舗購入が困難な人への配慮や、販売体制について継続して議論する場の設置などを主張するとみられる。国民からもネット販売への関心は高く、今後の議論の推移に注目が集まりそうだ。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

新着ピックアップ


第112回歯科医師国家試験の総評と今後の展望

難易度高過ぎ!?現役歯科医師らが歯科医師国家試験に物申す

ガムを噛んで唾液を出すだけ!唾液検査用ガム

医療広告ガイドライン対策