災害時における歯科医療救護についての協定の締結について
公開日 2013年3月14日
茨城県と社団法人茨城県歯科医師会が、東日本大震災などの反省を踏まえ、平成19年2月に締結した「災害時の歯科医療救護についての協定」に、避難所における口腔ケアの実施などの対策を追加し、新たな「災害時の歯科医療救護についての協定」を締結しました。
日時
平成25年3月11日(月曜日)午後4時から午後4時15分
場所
庁議室(県庁舎5階)
出席者
茨城県知事
橋本 昌
社団法人茨城県歯科医師会
会長 森永 和男
副会長 小鹿 典雄
専務理事 征矢 亘
常務理事 小林 不律
主な改正内容
(1)活動体制
歯科医療チームとして「口腔ケアチーム」「個人識別チーム」を設け、業務内容を明確にした。
(2)活動内容
・(新規)口腔ケアの実施
口腔ケアチームが、避難所で高齢者などへ口腔ケアを実施
・(拡充)個人識別活動
甚大な被害(多数の死亡者の発生時等)に備え、大学や茨城海上保安部など
との連携を推進
・(新規)他県等への歯科医療チーム派遣
被災した他県等からの支援要請により、歯科医療チームを派遣など
知事のコメント
先般の東日本大震災などの反省を踏まえ、避難所での高齢者への口腔ケアや身元確認などに関する内容を充実できた。災害に強い基盤整備に加え、ソフト面の対応が大切であり、大災害時の県歯科医師会の支援は大変重要である。今後も、安全な地域づくりのため、ご支援をお願いしたい。
森永会長のコメント
3月11日に協定を締結したことは、大変意義深いものがある。東日本大震災以降
災害時の歯科医療救護の対応を強化した。本協定締結により、広く県民の災害時の健康保持等について寄与できることになる。今後、県民の健康保持や災害にしっかり対応できるよう、関係団体と連携して進めていきたい。
お問い合わせ
厚生総務課
電話 029-301-3124
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