老人ホームに放火—歯科医師立石隆二被告の初公判

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放火「元不倫相手への嫌がらせ」 歯科医師、罪状認める

歯科医師事件ー

  

福岡県粕屋町の老人ホームに放火したとして、現住建造物等放火と火炎瓶処罰法違反の罪に問われた歯科医師立石隆二被告(54)=福岡市早良区=の裁判員裁判の初公判が1日、福岡地裁(松藤和博裁判長)で始まった。検察側は元不倫相手の女性への嫌がらせが動機だったと指摘。立石被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

起訴状によると、立石被告は4月6日午前4時半ごろ、粕屋町仲原の有料老人ホーム「粕屋の杜(もり)」でペットボトルにガソリンを入れてライターで火をつけ、1階の事務室に投げ入れて床など約1.3平方メートルを焼いたとされる。50〜90代の入所者14人が煙を吸って病院に搬送された。

検察側は冒頭陳述で、立石被告が、不倫関係にあったが別れ話を持ち出された女性の勤務先を、探偵を使って調べ、マスクやゴム手袋をして、窓を金づちで割ってペットボトル数本を投げ入れた、と指摘した。

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