横浜市西区歯科医師会の会長に杉浦 洋二さん—歯の健康、一心に支える

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横浜市西区歯科医師会の会長に就任した杉浦 洋二さん 

西区伊勢町在住 59歳

 タウンニュース 掲載号:2013年8月29日号

●入会して31年、これまで理事や副会長を務めるなど、西区歯科医師会の活動に注力してきた。7月からは会長として約75人のメンバーを率いている。

妊産婦や乳幼児検診、健康週間事業など一年を通して地域医療に携わる同会。

行政との連携も多く、昨年からは医師会、薬剤師会と合同での災害対策にも力を入れている。また「医療技術は日進月歩。学術団体として、技術や知識を磨く勉強会には特に力を入れていきたい」と力強く語る。

●東京都練馬区の出身。父親が歯科医だったこともあり、自然と同じ道を志した。

日本歯科大学を卒業し、27歳のときに妻の実家近くに「戸部歯科医院」を開業。新天地で一からのスタートだったが、家族や会のメンバーらのサポートもあり、今ではすっかり街に欠かせない歯科医になった。「この仕事の魅力は、患者さんの回復を肌で感じられるところ。

治療後に表情が明るくなってもらえると嬉しいですね」とやりがいを噛みしめる。

●息子も歯科医師として中区内で働いており、この春には娘も歯科衛生士に。職場を同じにする娘とは「親子というより友達という感じで、フランクにやっています。

なごやかな雰囲気が患者さんにも伝わって、緊張をほぐすことができたら」とほほ笑む。

患者への配慮と同じように、会に対しても「会員同士の交流はもちろん、未入会の方が参加しやすい、魅力ある環境づくりをしていきたい」と心を配る。

●診察や会の職務で多忙な日々だが、実は根っからのスポーツマン。

中学から始めたバスケットボールにも同じように情熱を注いできた。年に一度のOB戦に加え、8年前からはコーチとして母校の大学生を指導し、全国の歯科学生チームが集まる大会で優勝に導いたことも。自らを「凝るタイプ」と分析するとおり、何事にも真っ直ぐな姿勢でこれからも地域医療のためにまい進する。

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