極細の毛先タイプは歯垢除去効果が比較的少なく難点

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正しい「歯ブラシ選び」ヘッド、毛先、グリップ

笹澤麻由子先生

zakzak 2013.08.08

毎日暑い日が続きますが、水分補給をしっかりして熱中症対策してくださいね。

今回は歯ブラシの選び方についてお話しさせていただきます。

近頃はドラッグストアなどで多くの種類の歯ブラシが並んでいます。

実際にどれを選択しようかと悩んだことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、口腔(こうくう)内環境や歯周病の進行具合、歯並びにより歯ブラシの選び方は変わりますが、皆さまに対応していただける歯ブラシ選択方法を説明します。

歯ブラシは動物の毛を使った物とナイロン製の物があります。

動物の毛を使用している物は乾燥しづらく不衛生になりやすいのでナイロン製のブラシがお勧めです。

また、毛先の形態もさまざまですが、山切りカットは歯と歯の隙間に偶然一致すればよいのですが、歯間の隙間は誰もが同じではないので、全ての人に合致するのは難しいかもしれません。

毛先が球状の物は歯茎を傷つける可能性があり、極細の毛先タイプは歯垢(しこう=プラーク)除去効果が比較的少ないのが難点です。

理想的な歯ブラシを列記させてください。

歯ブラシのヘッドは小さめ→細かい隙間に入りやすくブラッシングしやすい。毛先のカットは平らなもの→歯茎を傷つけることもなく、しっかりと歯面にあたりやすい。グリップは持ちやすい太さ、形状のもの→ご自身の手のサイズにあった物を選択してください。握りやすければよいと思います。

毛先の硬さについては硬い物の方が歯垢除去効果は高いのですが、強い力で磨く方、歯周病や歯肉炎により歯茎が炎症をおこしていたり、出血があったりする場合は毛先が柔らかい歯ブラシの使用をお勧めします。

これまでは普通の歯ブラシについてお話したのですが、通常サイズ以外に「シングルタフトブラシ」という歯ブラシがあります。これはとても小さな形をしていますので、一番奥の歯の後ろ側や歯並びが気になる部位などに部分的に用いると効果的です。

ほかに歯間ブラシやデンタルフロスの兼用もお勧めです。歯間ブラシにはサイズがありますので、ご自身の歯の隙間に適応するサイズを歯科医院で調べてもらうとよいと思います。

歯ブラシの交換時期は、通常1カ月とお考えください。ただし、1カ月たたなくても、背面から見て毛先が開いてきたら、すぐに取り換えてください。歯科医院では皆さまの口腔内状況に適応する歯ブラシ、またブラッシング指導なども行っていますので、一度話を聞いてみるのもよいと思います。ご自身にあった歯ブラシを使用し、効率よくブラッシングしてくださいね。

笹澤麻由子(ささざわ・まゆこ) 歯科医師 横浜市出身 桐朋学園大学音楽学部卒業。

日本歯科大学卒業。大学病院勤務を経て、現在ささざわ歯科医院副院長。日本小児歯科学会会員。日本歯科審美学会会員。日本アンチエイジング歯科学会会員。ミセスマートTV NEO(テレビ埼玉)などメディアでも活躍中。(株)カロスエンターテインメント所属。

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