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ニュース

2009/07/23

医療関係団体・保険組合

東京歯科保険医協会 5つの新規技術を保険導入要望

 東京歯科保険医協会(会長=中川勝洋)は7月21日、定例のメディア懇談会を開き、2010年度診療報酬改定で保険導入を要望する新規技術の「医療技術評価提案書」を厚生労働省に提出したことを明らかにした。提案書によれば、①唾液を用いたカリエスリスク判定、②レーザーを用いた軟組織処置、③歯周病原菌同定検査を用いた歯周病診断法、④顎関節症の理学療法、⑤歯科用CTを用いた3次元的画像診断法−の5項目の保険導入を求めている。今回は、このうち3項目が検査になっているのが特徴。「唾液を用いたカリエスリスク判定」は、う蝕罹患者の唾液を検体にして、原因菌であるミュータンス連鎖球菌数と唾液緩衝能を測定する。また、「歯科用CTを用いた3次元的画像診断法」は、病変部を3次元的に把握し、診断や治療方針の立案に利用する。日本口腔検査学会が設立された際、大久保満男・日歯会長は「検査に基づく適切な医療情報を提供することは、患者が医療を選択するための自己決定権を保障するもので、検査は不可欠な医療行為とされてきているのも事実」と要旨あいさつし、検査項目の保険導入の必要性を指摘していた。中川会長は、「医科は、当然のように検査から治療が始まるが、歯科が残念ながら極めて少ないのも事実。患者に見えやすく分かりやすい歯科医療を実現するため、これらの検査の保険導入を求めていく」と今後の姿勢を示した。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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