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2009/10/23

医療関係団体・保険組合

有機薬の第2位株主ら、経営刷新を会社側に要求

医薬中間体や食品添加剤などを製造する有機合成薬品工業(株)(東京都中央区日本橋人形町3-10-4)、資本金34億7千1百万円(発行済株式総数21,974千株)に対し、このほど第2位株主となった勝又厚志氏(静岡県在住)らが経営陣の刷新などを求める株主提案を行う見通し。勝又氏は1「後発医薬品の製造に乗り出せば売り上げ規模は3−5倍に伸びるはずだ。経営陣が代われば、会社はもっと良くなる」と主張、経営提案を行う意向であった。

それから、1年が経過したが、どうなったのか?

勝又氏は1953年生まれの55歳。

静岡県内で26の歯科医院を運営する医療法人社団「顕正会」の理事長を務める。医療法人が株式会社に出資することは法律上禁じられているため、勝又氏個人とその仲間で有機薬の株式を市場で買い集め、少なくとも10%超の有機薬の議決権を取得できる見通しであった。

関東財務局に出された大量保有報告書によると、勝又氏は有機薬の発行済み株式の5.67%に相当する124万5000株(報告義務発生日は8日)を保有。

有機薬は1947年、たばこ香料の生産を目的として設立された。1962年に東証2部市場に上場、2004年9月に1部市場へ指定替えとなっている。

2008年3月期における事業別の売上高比率は、医薬品関係が32.9%、食品添加物関係が17.5%、工業薬品その他が45.5%、たばこの香料・同材料関係が4.1%。会社側による2009年3月期の単独業績見通しは、売上高が前期比14%増の120億円、営業利益が40%増の6億2000万円、純利益は4.5%減の2億5000万円。

有機薬の筆頭株主は医療機器大手のニプロで、保有比率は16.7%(368万株)。主力銀行は三菱東京UFJ銀行。

なお、ニプロは、有機薬とは医薬品分野で業務提携している。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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