日本歯科医学会 平成23年度学術講演会

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メインテーマ『いま求められる歯科医療           −国民の生活を支える歯科医療−』基調講演「歯科保健・医療の役割と価値」大久保満男(現日本歯科医師会会長)サブテーマ1「歯周環境の整備と全身とのかかわり」村上伸也(大阪大学大学院歯学研究科口腔治療学教授)和泉雄一(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科歯周病学教授)サブテーマ2「良好な長期予後をめざして」野谷健治(北海道大学大学院歯学研究科高齢者歯科学外来診療教授)石上友彦(日本大学歯学部歯科補綴学Ⅱ教授)シンポジウム各々の講師を含めて

【企画意図】 人間が動物と決定的に異なるのは「生きる」ことの質の問題だといえる。 日歯大久保会長の言をお借りすれば「命を使って日々どう生きるかを自らに問いかけることが人間と動物の決定的な質的相違であり、医療としては救命医療も重要だが、歯科医療には人間の日々の生きる力を支えるという大きな価値がある」といえる。つまり歯科医療の特徴は、食や会話を通して『人の人らしさを支えていく』いわゆる生活を支える医療であるということにあるといえる。  8020運動の具体的な成果が少しずつ認められつつあるが、日常臨床の場では歯列の保全に対する危険因子として歯周疾患が国民の間で依然として重要な問題であることは論をまたない。  そこで今回のテーマとしては『国民の生活を支える歯科医療』を取り上げ、総合的な歯科治療に際し、口腔機能を長期的に維持させるという観点に立ち、これを実現するための基本的な知識と技術について各演者からご講演いただく。

 

 

【講演主旨】

◆基調講演 「歯科医療の役割と価値」 基調講演では、歯科医療の価値を再確認するため、人にとって口の役割や意義がどのようなものであるのかを示す。そして、それを果たすためにはどのような政策が必要であるかを語る。

 

 

◆サブテーマ1 「歯周環境の整備と全身とのかかわり」 2010年に8020を達成しようという日本歯科医師会が主唱した国民運動は我々歯科医師側の努力もあって、はやくも2005年に21.1%(80〜84歳)を超えたことは記憶に新しい。 サブテーマ1では、口腔機能維持について最も重大なリスクファクターとなる歯周病についての現状を展望する。 特に、治療室には相変わらず若年の患者を含め多くの歯周疾患罹患者が受診する実態があり、歯周環境の整備と全身とのかかわりについて個別の患者の状態に応じて説明・動機付けをおこなえるよう、治療に役立つ歯周治療学の最新情報を、以下のキーワードを含めてご講演いただく。

<キーワード>:

1.糖尿病との関係2.喫煙との関係3.内服薬との関係4.染色体異常患者への対応5.ホルモン異常患者への対応6.薬物療法について

◆サブテーマ2 「良好な長期予後をめざして」

 多くの症例で長期的に良好な予後を期待するには、咬合機能の回復が必要となる。さらに歯列の連続性担保する修復・補綴治療について、治療開始前に治療指針を立案し、患者へ説明することが求められる。 サブテーマ2では、以下のキーワードを含めてご講演をいただく。

<キーワード>:

1.歯列欠損患者の治療用義歯2.固定性ブリッジの適応、設計と実際3.可撤性ブリッジの適応、設計と実際4.部分床義歯の適応、設計と実際5.義歯装着患者のメインテナンスの目標6.メインテナンスの内容の詳細

開催会場:栃木県歯科医師会館(栃木県) 開催日時:平成23年8月28日(日) 基調講演:大久保満男 サブテーマ1:村上伸也 サブテーマ2:石上友彦

開催会場:岐阜県歯科医師会館(岐阜県) 開催日時:平成23年9月4日(日) 基調講演:大久保満男 サブテーマ1:和泉雄一 サブテーマ2:野谷健治

開催会場:福島県歯科医師会館(福島県) 開催日時:平成23年12月4日(日) ※7/2(土)より開催日が変更となりました。基調講演:大久保満男 サブテーマ1:村上伸也 サブテーマ2:石上友彦

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