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ニュース

2009/07/29

学会・学術

摂食嚥下リハ専門医「都内二次医療圏に二人の人材育成」

 リハビリテーションの重要性が歯科の領域でも指摘され、日本摂食嚥下リハビリテーション学会、日本老年歯科医学会などで、研究論文等が発表されている。戸原宏・日大歯学部准教授(摂食機能療法学)は27日取材に応じ、日本摂食嚥下リハビリテーション学会や臨床現場での、現在における問題点を述べた。東京都歯科医師会内に設置された委員会(細野純委員長・大田区)の委員に指名されている戸原准教授は次のように述べる。都内13の第二次医療圏に2名程度の医師・歯科医師を養成したいと考え、東京都も今年度予算を計上し、政策実施に向けスタートしており、都歯、大学の連携を維持しつつ順次具体化していくとしている。具体的には、大田区、杉並区、練馬区等には高い評価を下している。その理由について戸原准教授は「トップの意識の違いは否定できない」とし、リーダーの重要性を強調した。 さらに医科との連携・協力について、医師に説明のできる専門家・歯科医師の存在は無視できないとして、現在は、まだシステムが構築されておらず、個人的なネットによるもので、連携構築は大きな課題とした。同時に「後輩育成に尽力していく必要がある。少なくとも都内においては、今後増加が予想される患者が、困らない十分な環境づくりに努めていきたい」と意欲を示していた。この領域は、都内近郊圏の歯科大学によって、その講座・診療科の有無の相違があり、卒前教育の重要性の観点からは、早期に解消すべきとしている。なお、次期日本摂食嚥下リハビリテーション学会会長は、向井美恵・昭和大学歯学部教授が有力。本学会は、初代が金子芳洋・昭和大学名誉教授、現在は才藤栄一郎・藤田保健衛生大学教授(慶大医学部卒)ということで、医師、歯科医師の順送り人事が暗黙の了解ということで、向井教授が浮上とされている。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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