年頭のご挨拶 衆議院議員 水野智彦

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新年明けましておめでとうございます。諸先生方におかれましては、素晴らしい新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。昨年の衆議院議員総選挙におきましては、南関東ブロック(千葉・神奈川・山梨)比例にて民主党より立候補いたしましたところ、会員の皆様の温かいご支援を賜わり、お陰様で当選させていただきましたことを心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。さて、日本の政治は国民の厳粛な審判により、民主党へ政権交代をいたしました。歯科界にとっても政府与党が変ったことを認識し、大きく舵を切らなくてはならない事態となりました。

そのような中で、日本歯科医師会並びに日本歯科医師連盟におかれましては、素早い対応をしていただいき心より感謝している次第でございます。しかし、各地の地方議会においての与党はほとんどが自民党であり、捻じれ現象が起こっております。

各地歯科医師会並びに各地歯科医師連盟の先生方には大変ご苦労なされていることとお推察いたします。「小泉構造改革」の真っただ中の2006年度の診療報酬改定や長引く経済の不況、歯科医師の増大など相互に作用増幅して、各地で歯科医療は今まさに崩壊寸前の危機にさらされており、歯科医のワーキングプア、歯科診療施設の倒産の声も聞こえて来る状況です。そのためか、昨年度の一部歯科大学の定数割れに加えて、本年度も歯科大学入学試験において定数割れする大学が出てくるのではないかとの噂も囁かれていると聞きます。

このことは歯科大学の経営を圧迫するだけでなく、将来の歯科医師の質の問題にも係わってくる、由々しき問題だと思っております。また、技工物についても安価な輸入品等が品質管理のないまま野放しの状態で入って来ており、患者の皆様の口腔内における安全性についても問題が起ってくるのではないか、と心配しております。歯科界においては問題が山積みの状況にあり、これから、我々新政権が果たす役割は、益々大きいものがあると自覚しております。このような中で昨年来問題の、「レセプトオンライン化」につきましては、前政権時代に義務化となっておりましたが、先日、厚労省より公式発表がありましたように平成27年3月末日まで手書きの先生方は枚数に関係なく現行のままで、また、pcの延長使用や再リース等をすれば現行どおりの打ち出しレセプト提出で良いということになり、新規の購入やリース等の場合は光学媒体による提出も可能、オンライン化は努力義務となりました。また、今問題になっている「新型インフルエンザワクチン」につきましては、現行の予防接種法の中で歯科医師は優先接種対象者とはなってはおりませんでしたが、厚労省と話し合った結果、今回新たに制定された「新型インフルエンザ対策の推進に関する件」第二項において、一般成人に先駆け歯科医師の優先接種が定められました。「口腔保健法」につきましては、前回、民主党としての法案を提案しました法案に修正を重ね、日本歯科医師会と検討し、早期に上程して行きたいと考えております。更に、本年は診療報酬の改定の年でもあります。

私としては大幅な診療報酬アップ、特に、医師と歯科医師の初再診料の格差是正等を要求していくつもりです。

歳入の大幅減少が見込まれる厳しい財務状況ではありますが、歯科医療の現場の状況を訴え、少しでも多くの診療報

酬アップを勝ち取っていきたいと思っています。最後になりましたが、一開業医としての現場での苦悩や喜びの気持ちを忘れずに、歯科界が希望に満ち歯科医師としてプライドを持った明るい未来が少しでも早く訪れるよう、今年も全身全霊を賭け邁進して行く所存です。歯科医師会の一会員として、これからも諸先生方のご指導、ご鞭撻を賜わりますようよろしくお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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