静岡新聞 2013年8月21日 17:51
9月1日の防災の日に予定されている岩手県総合防災訓練に、静岡県歯科医師会などが参加し、犠牲者が出ることを想定した身元確認の訓練を初めて実施する方向で調整していることが21日、関係者への取材で分かった。
県歯科医師会は昨年の訓練にも参加を希望したが、県は「東日本大震災の被災者の心情に配慮し、身元確認を盛り込むことは好ましくない」と断っていた。
方針転換について、県の担当者は「次の災害に備え、連携が必要と判断した」と説明。
県歯科医師会の菊月圭吾氏(59)は「他県では取り組みが進んでいる」と話した。
同様の訓練は、秋田県や鹿児島県などでも行っている。
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