夢みるこども基金イベント宮城県女川町の中学生も参加

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夢みるこども基金(事務局・福岡市)の第17回イベントが7月30、31の両日、佐賀市と福岡市で開かれました。今年のタイトルは「東日本大震災被災地と結ぶ〜こどもシンポジウム〜」です。イベントには、基金か全国の小、中学生から募った「私のかなえたい夢」の作文・絵コンクールの上位入賞者13人に、宮城県女川町の中学生4人と教諭1人が参加しました。30日の前夜祭は、基金が林野庁からお借りして開設した佐賀県背振山系の「夢みるこども基金の森」で記念植樹、巣箱作り、散策などを楽しみました。

こどもたちは大自然の中で交流を深めました。31日は福岡市博多区の明治安田生命ホールで、イベントの本番の「こどもシンポジウム」が開かれました。

まず、宮城県女川町立第一中学校の阿部一彦教諭が、町の8割の家屋が地震や津波で失くなった現状やその後の学校生活などをパワーポイントを使いながら説明しました。

 阿部教諭が教材などすべてを失ったこどもたちのために「取りあえずエンピツと消しゴムだけでも確保したい」とインターネットを通じて「希望のエンピツプロジェクト」を立ち上げたことなどを時々声を詰まらせながら話すと、会場からはすすり泣きの声も聞こえました。この後、夢みるこども基金OG・OB会の歯科医師と大学生の2人の司会で「こどもシンポジウム」が開かれました。

こども達は今回の震災をどのように受け止めたか、そういう状況に出会った時にどんな対応を心がけるか、福岡県西方沖地震の教訓はなんだったか、これからの暮らし方やエネルギーについてどう考えるか−など"こどもの目線"で活発な意見が飛び交い、どんな時にも人と人の絆が大切であるかを確認しました。

この結果は「こども宣言」にまとめて発表し、総理官邸などに送ります。また、基金から女川町には100万円相当の教材などを贈る目録の贈呈もありました。基金は今後も末永く女川町の支援を続けて行きます。

約4時間にわたるイベントは終わり、こどもたちは再会を約束していました。こどもシンポジウムの模様はNHKが夕方と夜の2回、テレビとラジオで放送しました。

 

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