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ニュース

2009/02/23

セミナー・イベント

埼玉県歯科医学大会・デンタルショー盛況に開催

埼玉県歯科医師会が主催する平成20年度埼玉県歯科医学大会が2月22日、浦和ロイヤルパインズホテルで開催された。一般口演、ポスター発表、ランチョンセミナーほか、第1回彩歯健康アカデミーが行われた。特に、市民が参加した第1回彩歯健康アカデミーには、多数の参加があり、人気を博していた。アカデミーに開催にあたり、井坂義明・埼玉県歯科医師会長は「この事業は、県歯としてもの最大のものであり、今回は、歯と口との関係について報告していただき、勉強していただきたい」と期待を寄せていた。 一般口演、ポスター発表に引き続き、ランチョンセミナー「抗血栓療法患者の抜歯時の対応ー抗血栓薬の服薬を継続したまま安全に抜歯するためにー」矢郷香氏(慶大医学部歯科・口腔外科)が行われた。講師を務めた同氏は、ワルファリン継続下に抜歯、抗血小板薬継続下の抜歯、ヘパリン療法に変更しての抜歯ケース、また、インプラント治療を受けている患者、高齢者のケースなど例示してポイントを説明した。最後は、「医科との連携体制を確立しておくこと。医科とのコミュニケーションを保つことが必要」と強調した。 アカデミーは第一部・基調講演「噛んで防ごう全身疾患—とってもこわい歯周病を退治しよう—」若林勝夫氏(目白若林歯周病研究所長)、第二部・シンポジウム「歯周病とからだの健康」の構成で行われた。まず、若林氏は豊富な臨床経験から、歯周病が他の疾患と関係があること、歯周病治療の重要性を、症例を示しながら指摘した。続くシンポジウムでは、安井利一・明海大学長を座長に、若林氏とおおたわ史絵氏(医師・作家)をパネリストに招いて行われた。健康へのポイントについて、両氏からは、自らの体験を踏まえて「食べること、話すことが生きることにつながる」、「自分がもっているものを使うことが健康に有益」、「生活習慣と人間の間の葛藤次第ではないか」「総じて食べることを喜ぶこと」とされた。 若林氏の後半の講演後、会場の市民から「治療にあたりセカンドオピニオンは必要か」「抜歯の判断はどこでするのか」などの質問が出されたが、同氏は、非常に難しい内容だとしながら、「基本は、かかりつけ歯科医を信頼するのが絆ではないですか」、「歯が縦に揺れるケースは、保持するのは難しい。しかし、様々条件があるので、ケースバイケースというのが本音」と答えていた。なお、今回は、生涯研修セミナーDVD研修会と2009さいたまデンタルショーが併催された。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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