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ニュース

2011/09/30

厚生労働省・行政・政治

国民医療費の状況

歯科診療医療費 65歳未満が1万7200円、65歳以上が2万9800円

 

平成21年度の国民医療費は36兆67億円、前年度の34兆8084億円に比べ1兆1983億円、3.4%の増加となっている。 人口一人当たりの国民医療費は28万2400円、前年度の27万2600円に比べ3.6%増加している。 国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は7.60%(前年度7.07%)、国民所得(NI)に対する比率は10.61%(前年度9.89%)となっている。

制度区分別国民医療費 制度区分別にみると、医療保険等給付分は17兆3368億円(構成割合48.1%)、後期高齢者医療給付分は11兆307億円(30.6%)、公費負担医療給付分は2兆4601億円(6.8%)となっている。

また、患者負担分は4兆9928億円(13.9%)となっている。 対前年度増減率をみると、公費負担医療給付分は5.5%の増加、医療保険等給付分は2.3%の増加、後期高齢者医療給付分は5.8%の増加、患者負担分は1.6%の増加、軽減特例措置は2.8%の増加となっている。

財源別国民医療費 財源別にみると、公費分は13兆4933億円(37.5%)、うち国庫は9兆1271億円(25.3%)、地方は4兆3662億円(12.1%)となっている。保険料分は17兆5032億円(48.6%)、うち事業主は7兆3211億円(20.3%)、被保険者は10兆1821億円(28.3%)となっている。また、その他は5兆102億円(13.9%)、うち患者負担は4兆9928億円(13.9%)となっている。

 診療種類別国民医療費 診療種類別にみると、一般診療医療費は 26兆7425億円(74.3%)、そのうち入院医療費は13兆2602億円(36.8%)、入院外医療費は13兆4823億円(37.4%)となっている。また、歯科診療医療費は2兆5587億円(7.1%)、薬局調剤医療費は5兆8228億円(16.2%)、入院時食事・生活医療費は8161億円(2.3%)となっている。 対前年度増減率をみると、一般診療医療費は 3.0%の増加、薬局調剤医療費は7.9%の増加となっている。

 年齢階級別国民医療費 年齢階級別にみると、0〜14歳は2兆2595億円 (6.3%)、15〜44歳は4兆8951億円(13.6%)、45〜64歳は8兆9042億円 (24.7%)、65歳以上は19兆9479億円(55.4%)となっている。 人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満は16万3000円、65歳以上は68万7700円となっている。そのうち一般診療医療費では、65歳未満が11万6800円、65歳以上が52万5500円となっている。歯科診療医療費では、65歳未満が1万7200円、65歳以上が2万9800円となっている。薬局調剤医療費では、65歳未満が2万6300円、65歳以上が11万1300円となっている。

性、年齢階級別国民医療費 国民医療費を性、年齢階級別でみると、0〜14歳の男は1兆2460億円(7.2%)、女は1兆135億円(5.4%)、15〜44歳の男は2兆2419億円(13.0%)、女は2兆6532億円(14.2%)45〜64歳の男は4兆6977億円(27.1%)、女は4兆2064億円(22.5%)、65歳以上の男は9兆1227億円(52.7%)、女は10兆8253億円(57.9%)となっている。 人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満の男は16万4600円、女は16万1400円、65歳以上の男は73万5800円、女は65万1900円となっている。

一般診療医療費を主傷病による傷病分類別にみると、「循環器系の疾患」5兆5394億円(20.7%)が最も多く、次いで「新生物」3兆3993億円(12.7%)、「呼吸器系の疾患」2兆884億円(7.8%)、「筋骨格系及び結合組織の疾患」1兆9987億円(7.5%)、「腎尿路生殖器系の疾患」1兆9870億円(7.4%)、となっている。 65歳未満では「新生物」1兆4164億円(12.3%)が最も多く、65歳以上では「循環器系の疾患」4兆1796億円(27.4%)が最も多くなっている。

 また、男女別にみると、男では「循環器系の疾患」、「新生物」、「腎尿路生殖器系の疾患」が多く、女では「循環器系の疾患」、「新生物」、「筋骨格系及び結合組織の疾患」が多くなっている。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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