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ニュース

2009/06/09

医療関係団体・保険組合

喫煙者の咽頭がん発生率は32.5倍になる

日本学校歯科医会が作製した小冊子の禁煙防止シリーズ中学生向け:学校医からの話「ステキな笑顔いつまでも」たばこは吸わない、が学校現場で注目されている。

1)喫煙は歯・口にどのような影響があるのでしょうか。

2)喫煙は全身にどのような影響があるのでしょうか。

3)たばこを吸わなくても、たばこの害を受けているのでしょうか。

4)中学生が喫煙するとどのような影響がおこるのでしょうか。

5)喫煙防止のためにはあなたはどんなことができるのでしょうか。

などの疑問に答えている。

ニコチンは血管を収縮させる作用がり、血流量を減少させる。また、たばこに含まれる一酸化炭素はヘモグロビンと結合しやすく、組織の酸素不足を引き起こす。つまり、歯肉がいつも酸素不足の状態になりやすい。こうような理由で歯周病が進行する。歯が喪失するばかりではなく、口腔がんの原因ともなる。たばこを吸うひとは、特有の顔つきのスモーカーズフェイスとなる。しわ、しみ、吹き出物などの肌のトラブルも多くなる。特に鼻の下あたりに細かいしわができる。さらに、唇や歯肉が黒ずみ、歯の表面にも黒いやにが着色する。ある程度の年齢まで喫煙を続けていると、同世代の非喫煙者と比べると、著しく老けた顔つきになってしまう。たばこを吸うと頭痛、めまい、のどの痛み、せき、たん、吐き気、息切れ、冷え、肌荒れ.動悸、食欲不振、運動能力、持久力の低下などの症状がでることがある。喫煙開始年齢が早く、喫煙期間が長くなると肺がんなどの発生率が極めてたかくなる。たばこの煙には4000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち200種類以上が有害。

非喫煙者に比べて喫煙者のがん死亡率は高い.

喫煙者のがん発生率

口腔がん2.9倍

咽頭がん32.5倍

食道がん2.2倍

肺がん4.5倍

肝臓がん3.1倍

胃がん1.4倍

膵臓がん1.6倍

膀胱がん1.6倍

子宮がん1.6倍(女性)

 

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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