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ニュース

2009/07/01

学会・学術

唾液に含まれる「ヒスタチン」が歯肉細胞を増殖

 口腔内の傷は、比較的治りやすいとされてきた。 ある意見では、適度の湿り気が傷に対して、”治癒促進効果”をもたらす、と言われ、皮膚科の領域で試みられてきた。 ところが、松本歯科大学の王宝禮教授(歯科薬理学)と今村泰弘講師(同)のグループの研究は意外なものであった。唾液に含まれるたんぱく質の一種「ヒスタチン」が別のたんぱく質と結合して、歯肉細胞を増殖させて傷をふさぐメカニズムが明らかになったのである。 この研究論文が、米科学誌「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー」電子版に掲載されたという。 ヒスタチンに歯肉細胞を増殖させる作用があることは知られていた。王宝禮教授らはその原理を解明した。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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