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ニュース

2009/06/15

厚生労働省・行政・政治

厚労省・介護職に特養における「たんの吸引」など一部医療行為指針

厚生労働省は6月11日、特別養護老人ホームの介護職員に、一定の条件の下で、たんの吸引など一部の医療行為を認めるための指針作りに着手した。しかしながら、医療関係者からは「習熟した技術が必要だ」「時期尚早。議論が不十分」といった慎重論もあり、限定的なものになりそうだ。具体的には、安全確保のため、吸引できるのは肉眼で確認できる口の中だけで、鼻や気管切開した部分は対象外とする。経管栄養では、チューブの接続や流動食の注入は看護職員だけが行う。モデル事業では、一定の研修を受けた介護職員が、医師の指示の下、たんの吸引や、経管栄養の準備と経過観察などを行う。事前に看護職員が入所者の状態を確認し、常に連絡が取れる態勢を整えておくことが条件。現在、医療従事者以外では、特別支援学校の教員に障害児のたんの吸引と経管栄養などが認められているほか、在宅の難病患者らに対するたんの吸引は、指導を受けた家族やホームヘルパーなどに容認されている。年内に各地の特養でモデル事業を行って安全性を検証し、平成22年度からの実施を目指す。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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