NHK 2013年10月19日 5時29分
福岡市の整形外科医院で入院患者など10人が死亡した火事を受けて、厚生労働省は、医療機器のコンセント付近が火元とみられていることから、全国の医療機関に対し、コンセント付近のほこりを定期的に掃除するなど医療機器の安全管理を徹底するよう求めました。
今月11日、福岡市博多区にある整形外科医院が全焼し、入院患者など合わせて10人が死亡した火事では、1階の部屋にあった医療機器のコンセント周辺で、ショートした痕跡があることからここが火元とみられています。
コンセントに長期間、電源プラグを差し込んだままにしておくと、コンセントの周辺にたまったほこりなどから発火するおそれがあります。
このため厚生労働省は18日、全国の自治体に対して通知を出し、医療機関に対しコンセント付近のほこりを定期的に掃除するなど医療機器の安全管理を徹底するよう求めました。
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