兵庫県と岡山県の警察歯科医会が災害時協力で協定

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兵庫県警察歯科医会が岡山と災害時協定    歯の照合で遺体の身元を確認する歯科医師の団体、兵庫県警察歯科医会(神戸市中央区、河原忍会長)は、岡山県警察歯科医会(岡山市、酒井昭則会長)と地震や津波、台風などの大規模災害時に協力し合う協定を結んだ。警察歯科医会同士の協定は神奈川、山梨、静岡の3県に続き、全国で2例目。兵庫の同会は、南海地震などを想定し「東日本大震災での活動経験を踏まえ、一層迅速な支援や、支援を受ける体制を築きたい」とする。(金井恒幸) 警察の要請を受けて災害や事件、事故で亡くなった人の身元確認、捜査に協力する歯科医は「警察歯科医」と呼ばれる。県内では、1985年の日航ジャンボ機墜落事故で歯科医の父親を亡くしながら、現地で作業を手伝った河原会長らが必要性を訴え、翌86年に同会が発足。阪神・淡路大震災や尼崎JR脱線事故などでも活動してきた。 昨年3月に発生した東日本大震災では、宮城県警から警察庁を通じて各都道府県に要請があり、兵庫からは4人が4〜5月、現地の遺体安置所で身元確認に当たった。河原会長らは「災害直後のもっと早い時期から支援できる体制を」と検討。隣接県で、過去の水害時には支援の打診を受けたこともある岡山との協定を決めたという。 協定の調印式は2月4日に岡山市であり、岡山県警本部長らも出席。協定には災害だけでなく、県境付近での事件や事故の捜査についても、必要に応じて協力することも盛り込まれた。 河原会長は「定期的に合同研修などを行い、警察歯科医としてのスキルアップ(技能の向上)に努めたい」と話す。
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