八戸市長選に現新3氏
読売新聞 2013年10月21日
八戸市長選が20日告示され、いずれも無所属で、新人の歯科医師清水文雄氏(65)、3選を目指す現職の小林真氏(63)(自民・民主・公明推薦)、新人の農業久保沢鉄男氏(86)の3人が立候補を届け出て、小林市政2期8年の評価を争点に選挙戦に突入した。投票は27日に行われ、即日開票される。19日現在の有権者数は19万5982人。
清水氏は午前9時過ぎ、八戸市白銀町の事務所前で支持者を前に第一声。「小林市政は失政がないと言われるが、何ら変化がない」と批判し、財政再建や医療介護充実を訴えた。支持者からの電話が多く、「(12年前に市長選に立候補した時とは)反応が違う」と語り、足早に遊説に向かった。
小林氏は午前8時45分から同市沼館の事務所前で出陣式を行い、「より強いより元気なより美しい八戸を実現し、八戸新時代を切り開く」と声を上げた。大島理森衆院議員、滝沢求、山崎力両参院議員や自民の県議、市議らが並び、「大八戸を目指す思いを票の数で示そう」と力を込めた。
久保沢氏は自身で立候補を届け出た後、市役所内で報道陣の取材に対し、「行政の仕組みを本当の姿に戻したい」と訴えた。街頭演説は行わず、選挙公報とインターネットのホームページで政策を訴えるという。「自宅にいて市民からの問い合わせの電話に対応したい」と語った。
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