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ニュース

2009/06/08

医療関係団体・保険組合

全国医師ユニオンが結成設立を報告・歯科医師は除外

全国医師ユニオンは、5月16日の8名の医師で結成され、代表には、植山直人氏が(鹿児島大学医学部卒・「老健保健施設みぬま」嘱託内科医)就いたが、6月7日、秋葉原ダイビルで開催された、第2回全国医師連盟集会の後に開かれた記者会見でその設立経緯、趣旨などを報告した。基本姿勢は、①全国医師連盟と協力・共同を重視する、②勤務医は労働者であるという意識をもつ、③政治的中立性を守る、④各学会や他の団体の勤務医部会との協力共同を追求するなどを掲げている。さらに、当面の課題として、①過労死を招く過剰労働をなくす運動を行なう、②当直を時間外勤務と認めさせる運動を行なう、③主治医制を専門医制に変えさせる運動を行なう、ことをスローガンとして示した。 同代表は、設立の背景について「日本では、医師は労働者としては考えられることは少なく、聖職者としてみなされていたのも事実であった。まさに、労働法によりその肉体と精神を守られなければならないという発想はなかった」と指摘した。さらに当初の具体的な活動には「会員専用のホームページを作成し、医師労働に関する情報やアドバイスを行ない、同時に、紙媒体によるニュースレターを発行」「社会保険労務士や弁護士を紹介できるシステムを作る」「労働環境を知るために、病院診断基準マニュアルを作成・提供する」など挙げた。 全体の報告を終えた後、会場から「医師という表現になっているが、歯科医師が含まれるのか」との質問には、植山直人代表は、「まだ、活動の本格的ではないので、回答のしようがないが、現在は、歯科医師は含まれていません」と明言した。会場にいた参加者の中からは「労働環境という視点では、歯科病院や歯科診療所も、有給・育児休暇などの福利厚生などの面で、問題を抱えているのではないか。医科・歯科問わず、医療の職場環境を再度検討する機会にすべき」という意見もあった。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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