歯科医師会会館7階で1月28日、健康スポーツ歯科全国指導者講習会(スポーツ歯科検討委員会による)が開かれた。
基調講演で安井利一明海大学歯学部教授は、健康スポーツ歯科の基本理念を語り、その重要性に理解を求めた。
学校現場での子どもの安全は基盤となる。
どのように、歯科医師の立場で、子どもに安全教育をするのか、が大切。
しかし、これまで安全に関する媒体がなかった。
また、教師に子どもの安全について理解をしてもらうことも先決。
また、直接、子どもには、歯を守るマウスガードがあることを知ってもらう。
今日、オリンピック選手は定期的に歯科健診を受けているが、競技能力を最大限出すために、咬合についても関心を高めている。
そこで、「スポーツ選手たちの『かかりつけ歯科医師』としての健康スポーツ歯科医の役割を果たしてほしい:と安井教授は総論の中で理解を求めた。
特に自分の歯を守れること、運動機能(咬合の確立などの面でも)の向上と重心動揺の面から、スポーツ歯科のサポートと指導力期待されている。
このあとシンポジウムが行われた。
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