読売新聞 2013年9月7日
無資格で医療行為をしたとして医師法違反と詐欺罪に問われた長崎県佐世保市の元診療所経営前田憲助被告(49)に対し、長崎地裁佐世保支部は6日、懲役3年6カ月(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。
松下潔裁判長は「患者に危険を及ぼす恐れの高い悪質な行為」と述べた。
判決などによると、前田被告は2011年10月〜12年6月、医師免許を持たないまま患者3人に診察や投薬などをしたうえ、架空のカルテを作って患者延べ307人を診察したように装い、健康保険組合から計約1242万円をだまし取るなどした。
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