マニー海外売上高比率は68%
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丸三証券は6月8日にジャスダック市場に上場している医療機器メーカーのマニーの取材速報を報告。
アイレス縫合針(針付縫合糸を作るための針で、針付縫合糸メーカー向けに出荷)、歯科治療用ドリル、眼科ナイフ、皮膚縫合用スキンステイプラーなどを製造販売しているが、製品寿命は極めて長いために、新製品を投入することで着実に売上規模を拡大してきた。
(1)医療機器以外はやらない、(2)保有技術の無い製品はやらない、(3)世界1の品質以外は目指さない、(4)ニッチ市場(世界1千億円以下)以外やらない、(5)世界中に販売できないものはやらない、と製品領域の基準を明確にして、高い営業利益率を保っている。
海外売上高比率は68%と高いが、海外売上の90%以上は円建て取引。 生産を日本(清原工場、高根沢工場)から、海外(ベトナム、ミャンマー)へ大きくシフトさせ、2009年末にはラオス工場も完成する予定。
製品の売上高原材料費比率は極めて低いため、人件費の安い海外工場に生産を移すことで生産コストを大きく下げられる。
2009年8月期の売上高は90億2千万円(前期比3%増収)、営業利益は33億7千万円(前期比1%減益)、1株利益は364円80銭と予想。
棚卸し評価減、製造設備の耐用年数変更に伴う減価償却費の増加、生産の海外シフトによる一時的な生産性の低下が業績を押し下げた。
2010年8月期の売上高は96億円(前期比6%増収)、営業利益38億8千万円(前期比15%増益)、1株利益434円30銭と分析。 海外生産の本格化による製造原価の改善や、減価償却費や棚卸資産などの費用増加要因も剥落し、売上高営業利益率は2007年8月期以来の40%台回復となる公算が大きいと解説。
<参考>
平成21年6月5日
各 位
会社名 マ ニー 株 式 会 社
代表者名 代表執行役社長松 谷 正 明
(JASDAQ・コード番号7730)
問合せ先 執行役専務髙 井 壽 秀
(TEL. 028−667−1811)
自己株式の市場買付に関するお知らせ
(会社法第165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得)
平成21年4月6日開催の取締役会において決議いたしました、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づく自己株式の取得状況につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.買付期間 平成21年5月1日〜平成21年5月22日
2.買付株式数11,700株
3.買付総額 62,050,000円
4.買付方法 株式会社ジャスダック証券取引所における買付け
(ご参考)
1.平成21年4月6日開催の取締役会における決議内容
(1)取得する株式の種類当社普通株式
(2)取得する株式の総数8万8千株(上限) (発行済株式総数に対する割合1.5%)
(3)株式の取得価額の総額700百万円(上限)
(4)取得する期間平成21年4月7日〜平成21年6月24日
2.上記取締役会決議日以降に買い付けた自己株式の累計
(1)買付株式数61,700株
(2)買付総額340,993,000円
以 上
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