インプラント治療は安心・安全・確実な治療が基本理念

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インプラント治療は、機能的、審美的な口腔再建治療であり、期待される反面、不確実な臨床成績は許されないという厳しさがある。

1本30万円、40万円が相場であろうか?

しかし、昨今このインプラント治療に関わる様々なトラブルがマスコミでクローズアップされ、報道されるのも事実だ。

マスコミで指摘されていることとした、不十分なインフォームドコンセント、医療従事者の治療技術と知識不足、医療モラルの欠如などが挙げられている。

そこでその対応と改善が世論から求められている。

日本先進インプラント医療学会は正面から批判を受け止め、インプラント治療の原点に戻り、現時点が安心・安全・確実な治療が基本理念にあることを考え直す過渡期である、と会員に自覚を促している。

過去のブレードインプラントや骨膜下インプラントのトラブルが初めの過渡期であり、現在は第2の過渡期とされる。

そこで、第16回の学術大会のメインテーマは「これからのインプラント治療の展望」として開催された。

インプラント治療に対する不信がマスメディアによって明確にされ、社会的評価を下落させたことにどのように対処すべきなのか?

そもそもインプラント治療とは何かを再認識し、安心で安全なインプラント治療をどのように確率するのかが注目されている。

「今後のインプラント治療について考え、あらゆるリスクに立ち向かっていくことが不可欠であり、そのため常に研鑽し、再上の治療を提供するために邁進することこそが、信頼を回復する唯一無位の方策であると考える」と白川正順理事長は基本的な考えを明らかにしている。

特別講演で歯科医師で医師でもある日本歯科大学生命歯学部内科学講座の佐々木裕芳教授は、インプラント時におけるない科学的全身管理のポイントについて講演、「デンタル・インプラントがより安全な治療として、長期にわたり厳しい口腔内環境に耐える治療として、ますます発展するためには歯科医師が患者さんの全身状態や診療情報に能動的に関わり対応することが非常に大切」と指摘した。

歯科治療行為そのものが医原性の合併発生の誘引と成り得ると考えられる。

さらに、患者さんの基礎疾患が歯科医療行為そのものに制的に作用することが多々あると憂慮されている。

即ち、顎骨壊死や冠動脈疾患、脳血管障害などの誘引が内在していることを常に念頭におき、日々の診療に臨まなければならない。

また、生活習慣病としてのメタボリックシンドロームが問題視されている。

あらゆる薬剤が日常的に処方され、かつ恒常的に使用され続けられている。

さらにCTや血液データなども参照にした客観的かつ丁寧な説明が求められている。

重要なことは、外科的手術をする以前にCTなどの画像診断、内科的検査に基づく適格な診断と説明が必要不可欠。

以上のことが歯科医師に求められているのである。

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