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ニュース

2009/04/20

医療関係団体・保険組合

よい歯と食育大賞中山秀征さんと浅尾美和さんが受賞

よい歯と食育大賞授賞式については、こちらにも詳しいレポートがあります。第3回「よい歯と食育大賞」授賞式が4月19日、東京・港区赤坂のANAインターコンチネンタルホテル開かれ、男性はタレントの中山秀征さん、女性はプロビーチバレーボール選手の浅尾美和さんが受賞した。 はじめに特定非営利活動法人日本歯科食育推進機構の江藤一洋理事長(東京医科歯科大学名誉教授、日本歯科医学会会長が挨拶、次いで来賓の橋本聖子外務副大臣(参議院議員、自民党食育調査会副会長)、岸朝子さん(食生活ジャーナリスト、日本歯科食育推進機構の食生活特別アドバイザー)が挨拶をした。よい歯と食育大賞を受賞し感想を求められた中山さんは、4児の父として子どもの食に関心が高いといされ、「このような立派な賞をいただき感謝している。歯の健康につても自分以上に子どもの歯に気をつかっている」と笑顔となった。 また、プロアスリートとして健康な歯を保ち、ビーチに映える白い歯の素敵な笑顔で人気のある浅尾さんは、「賞をいただき、大変嬉しく思うが、人よりも日焼けをしているので、歯が目立っているのかなと思っている。プロアスリートとして、もちろん食事や歯には気を付けている」と喜びの気持ちを表した。 また、この賞で変わったか、と問われて、「歯を磨く回数が増えた」と中山さんが述べたので、会場が笑いに包まれた。 「私も、この賞をいただけると聞いて、歯医者さんに行ってきた」と浅尾さんも述べて、満面笑みとなった。 よい歯と食育大賞の発足の背景は、2006年度、内閣府が「食育推進基本計画」を策定し、国民が健康な心身を培い、豊かな人間性を育む、としたことである。 健全な食生活が失われつつあり、健康な社会の実現が期待されていた。 このために、各分野で活発な普及啓発が期待されていた。この状況を受け、国民の口腔および健康な食生活に貢献するために、歯科及び食育分野における「よい歯と食育推進委員会」が2006年に発足、2008年に日本歯科食育推進機構として組織変更した。 日本歯科医師会、日本歯科医学会、日本栄養士会などが後援し、2007年から「よい歯と食育 大賞」授賞式を開いている。      <江藤一洋理事長挨拶> 昭和大学歯学部の向井美惠教授が内閣府食育推進会議の専門委員となり、食の安全、何を食べるから、どのように食べるか、よく噛んで食べましょうということが、国民に周知されるようになった。 2月には日歯主催の「食育フォーラム」が向井先生を中心に開催された。 よく噛む、そして味わう、健口長寿をキャッチフレーズにシンポジウムが行われた。 よく噛むことは大切であるが、先ほど橋本先生が強く噛み締めるためにスポーツ選手は奥歯がダメになると述べていた。 しかし、スポーツ選手は食べなければならず、歯が如何に大切かである。歯より強い金属をかぶせると歯が割れてしまう。 そこで歯を同じ硬さのレジンで接着する。日本の接着歯学は世界でもトップレベルにある。 昨年、日本歯科食育推進機構は特定非営利活動法人となり、社会的にも認知されるようになった。 また、(株)ロッテ、ハウス食品(株)、ディップ(株)、ヘレウスクルツァージャパン(株)、 グラクソ・スミスクライン(株)などの協賛を受けている。 <岸朝子さんの挨拶> 最近、若い人たちの早食いが気になる。牛丼を食べた時、私は15分かかったのに、左右に座って食べていた人の一人は3分で食べた。もう一人は5分で立ち上がった。 味わって食べるのではなく、本当の牛丼の美味しさがわからないと思った。 また、お茶づけのコマーシャルのテレビ映像では、流し込んでいた。あれは食べるのではなく、エサを胃に流し込んでいる姿である。 食べるとは奥歯で確りと噛みしめることだ。じわっと味わいが広がってくる。 日本の伝統的な食べ方は、ご飯を一口食べ、おかずを一口食べ、味噌汁を一口飲む。この繰り返しである。 口中調味が特徴であったが、早食いで流し込んでいる。 よく噛んで、味わって、飲み込むことが大切だ。 <橋本聖子さんの挨拶> 時代が求めるグローバルな感覚のなかで、歯科の立場で食育推進が行われていると思う。 国民運動として「よい歯と食育大賞」が、日本歯科医師会はじめ歯科関係者によって開かれていることに敬意と感謝を申し上げたい。 自民党の中に勢力的なメンバーが集まり、自民党食育調査会が立ち上がった。そして内閣府食育推進会議がスタートした。 元アスリートとしてお世話になった立場で挨拶するが、オリンピックアスリートして長年やってきた。 一番の悩みは歯であり、現役の選手のころすでに奥歯はなかった。7回(冬と夏)のオリンピックに出場したが、2回目あたから歯はボロボロになった。 現役時代の太ももは、左右60センチあり、その足を鍛えるため120 ㌔〜150㌔くらいのスクワットの練習をした。 100㌔では奥歯は折れないが、120㌔では折れてしまった。そこでスケート連盟も歯科の先生にマウスピースを作っていただいた。そのようになる前の予防が大切であった。 確りと歯の治療をしてからトレーニングをし、試合に臨むことが重要なことであるが、スポーツ先進国から見れば、日本は遅れていたと思っている。 食と健康を考える時、やはり歯なんだと改めて感じている一人である。世界へ向けたよい歯と食育の発信を日本から行っていただきたい。

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