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ニュース

2009/04/01

歯科医師関係

「彦根市立病院が歯科受診制限」を理由に訴訟

このほど、「彦根市立病院が紹介状を持参しないことを理由に受診を断ったのは医療法などに違反する」として男性が、同病院と獅山向洋・彦根市長を相手取り、慰謝料200万円と市広報への謝罪広告を求める訴訟を大津地裁彦根支部に起こしたことが明らかになった。 訴状によると、男性は昨年12月、同病院外来受診受付で歯科口腔外科の受診を申し込んだが、職員から「初診者は開業医の紹介状を持参しないと受診できない」と断られたという。男性は「診察制限は根拠がなく、医療法などに抵触する」と指摘している。 同病院では、医師不足のため、5科で診療制限をしており、歯科口腔外科でも、昨年8月から紹介状持参患者のみに制限している。「開業歯科医院からの紹介による、専門的な治療や入院治療を必要とする人に限って治療します。親しらずの難しい抜歯、あごの変形、骨折や顎関節の病気、口腔の腫ようや激しい炎症などを中心に専門的な治療や手術を行っていくため、一般的なむし歯、歯肉炎、入れ歯、差し歯などの治療は、開業歯科医院(かかりつけ歯科医)で受診してください。なお、重い病気にかかっている人の歯科診療、事故などで歯がなくなった人へのデンタルインプラントなどの特殊な口腔診療については、総合受付でご相談ください」としていた。 赤松信院長は「医師不足のため、一部の診療科で紹介状のない患者さんの診療をお断りしている。このような理解のない受診行動が医療崩壊を加速させるのではないかと危惧している」とのコメントを出した。また、滋賀県歯科医師会役員の一人は「詳細を把握していない」と述べていた。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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