医療機器の迅速な実用化と規制の合理化を目指すための薬事法改正を検討している−。厚生労働省医薬食品局医療機器管理審査室長の浅沼一成氏が、2月19日に東京医科歯科大学で開かれた同大学歯科器材・薬品開発センター(田上順次センター長)の第9回東京医科歯科大学歯科器材・薬品開発センターシンポジウム「歯科医療機器産業の活性化に向けて」で発言した。浅沼氏は「『薬事法』改正の取り組み状況について」をテーマに、改正ポイントについて解説。医療機器は短い周期で改善・改良が行われるなど医薬品の特性と異なるため、薬事法においても医療機器に関する章を、医薬品とは別に設けるなどの改正を検討していると説明した。
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