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ニュース

2009/06/08

歯科企業情報

「医療機器のコード化」を検討することを決定

厚生労働省の「医療機器の流通改善に関する懇談会」(座長=嶋口充輝・医療科学研究所所長)が6月4日、第4回会合を開き、「医療機器のコード化」について検討する方針を決めた。必要に応じて調査などを行い、年度内に提言をまとめる見通しだ。3月末に開かれた会合では、平成21年度に検討すべき課題については座長に一任することを了承。これまで医療機器のバーコード表示に関して委員から多数の意見が出ていたことから、今年度から「医療機器のコード化」について検討することとなった。医療機器のコード化の現状について、関係有識者からヒアリングをした。国際医療福祉大学大学院長の開原成允氏は、バーコードが患者の安全のために利用されていない現状を問題視し、解決のためには、①医療関係者へのバーコード利用に関する知識を普及させる、②病院経営者の関心を高める、③流通システムを「標準的モジュール」として市販の医療情報システムに組み込む—の3点のほか、厚労省の各局の連携した施策が必要だとの考えを示した。また、流通システム開発センターの黒澤康雄氏は、国際流通標準化機関「GS1」のバーコードの表示項目などを例示し、医療情報システム開発センターの武隈良治氏は、医療機器のデータベースの概要や今後の展開などを説明した。ヒアリング後の質疑応答では、各委員からバーコードの利便性やコストを懸念する声などもあった。歯科業界関係者の一人は「今後の議論の推移を見守っていきたい。当然ながらバーコード問題は、歯科の医療機器にも及ぶとされるので、適切な対応をしなくてはならない。しかしながら、まだ、十分ではないかもしれない」とも述べている。

奥村 勝 氏

オクネット代表。明治大学政経学部卒業後、一般企業に就職。さらに東京歯科技工専門学校を経て歯科医院、歯科技工所に勤務。さらに日本歯科新聞社編集部記者、雑誌「アポロニア」(日本歯科新聞社)編集長、新聞「Dental Today」(医学情報社)編集長を歴任

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